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2024年3月期第1四半期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は増収増益

決算 2023-08-22

 相模ゴム工業の2024年3月期第1四半期(2023年4~6月)業績は、売上高が16億4,800万円で前年同期比20.7%増、営業利益が1億7,800万円で同2.4%増、経常利益が9,500万円で同78.6%減、純損失が400万円(前年同期は3億6,200万円の利益)だった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は売上高が12億6,000万円で同27.4%増、営業利益が2億8,300万円で同8.0%増。ポリウレタン製コンドームおよびラテックス製コンドームともに回復基調で推移したことで増収。マレーシアの生産子会社での原材料、エネルギーコスト高や操業度の低下はあったが堅調に推移した。

 プラスチック製品事業は売上高が3億2,800万円で同1.7%増、営業利益が100万円で同75.1%減。原料価格は横ばいで推移したものの、生産人員の不足から受注に対する効率的な連続操業を構築することに苦慮し、収益は低調だった。

 入浴・介護サービスおよびその他事業を含む、その他は売上高が5,900万円で同10.2%増、営業損失が1,400万円(同1,400万円の損失)だった。

 2024年3月期通期業績予想は、売上高61億円で前期比1.9%増、営業利益8億円で同21.0%増、経常利益7億円で同33.7%減、純利益4億2,000万円で同37.6%減を見込んでいる。

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