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2024年3月期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は増収減益

決算 2024-05-17

 相模ゴム工業の2024年3月期通期業績は、売上高が61億1,200万円で前期比2.1%増、営業利益が4億3,600万円で同34.0%減、経常利益が3億8,900万円で同63.1%減、純利益が4,000万円で同93.9%減だった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は売上高が46億6,300万円で同4.2%増、営業利益が9億7,800万円で同9.8%減。ラテックス製コンドームは国内外で売上が伸長した。ポリウレタン製コンドームは国内売上が続伸するも、輸出売上は前期の急激な売上増加に対する需要調整があった。総じてラテックス製コンドームおよびポリウレタン製コンドームは国内で売上高が伸長したが、原材料やエネルギー価格等の高止まりや円安の進行によるマレーシア生産子会社のコスト増が利益を減少させた。

 プラスチック製品事業は売上高が12億4,000万円で同3.2%減、営業利益が200万円(前期は2,400万円の営業損失)。数量減により減収したものの、採算を重視した売価への転嫁により、前期から黒字回復した。

 入浴・介護サービスおよびその他の事業の売上高2億900万円で同7.9%減、営業損失は9,000万円(同6,700万円の損失)となった。

 2025年3月期通期業績は、売上高63億円で同3.1%増、営業利益5億円で同14.6%増、経常利益4億円で同2.7%増、純利益2億4,000万円で同486.0%増を見込んでいる。

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