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2025年3月期第1四半期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は減収減益

決算 2024-08-09

 相模ゴム工業の2025年3月期第1四半期(2024年4~6月)業績は、売上高が14億5,800万円で前年同期比11.5%減、営業利益が1億200万円で同42.5%減、経常利益が2億6,800万円で同182.1%増、純利益が1億7,500万円(前年同期は400万円の損失)だった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は売上高が11億700万円で同12.1%減、営業利益が2億4,800万円で同12.2%減。ラテックス製コンドームの売上高が売価の向上で伸長したが、ポリウレタン製コンドームが海外向け船舶の遅延の影響などで減少したことで減収となった。

 プラスチック製品事業は売上高が3億1,100万円で同5.2%減、営業損失が2,500万円(同100万円の利益)。原料メーカーが労務費や輸送費などの上昇を原料価格に転嫁したことで、価格修正を行っているものの、未達の取引先もあり、売上高および営業利益ともに低調に推移した。

 入浴・介護サービスおよびその他事業を含むその他は売上高が3,900万円で同33.2%減、営業損失が1,600万円(同1,400万円の損失)となった。

 2025年3月期通期業績は、売上高63億円で前期比3.1%増、営業利益5億円で同14.6%増、経常利益4億円で同2.7%増、純利益2億4,000万円で同486.0%増を見込んでいる。

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