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2024年3月期第3四半期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は増収減益

決算 2024-02-14

 相模ゴム工業の2024年3月期第3四半期(2023年4~12月)業績は、売上高が48億1,900万円で前年同期比7.6%増、営業利益が3億7,900万円で同41.5%減、経常利益が5億1,800万円で同58.1%減、純利益が2億3,500万円で同74.9%減だった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は売上高が36億9,700万円で同10.6%増、営業利益が7億1,200万円で同24.9%減。国内ではラテックス製コンドームおよびポリウレタン製コンドームともに2ケタ増収。輸出ではラテックス製コンドームは伸長したが、ポリウレタン製コンドームは前年同期並みの売上高を維持。総じてラテックス製コンドームおよびポリウレタン製コンドームともに売上高は伸長したが、マレーシア生産子会社の原材料・エネルギー高や円安などにより減益となった。

 プラスチック製品事業は売上高が9億5,000万円で同1.7%減、営業利益が400万円(前年同期は600万円の損失)。数量は減少したものの、採算を重視した売価への転嫁により、前年同期よりも収益は回復した。

 入浴・介護サービスおよびその他の事業の売上高は1億7,200万円で同1.4%増、営業損失が5,700万円(同4,700万円の損失)となった。

 2024年3月期通期業績は、売上高61億円で前期比1.9%増、営業利益8億円で同21.0%増、経常利益7億円で同33.7%減、純利益4億2,000万円で同37.6%減を見込んでいる。

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