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2024年3月期第2四半期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は増収減益

決算 2023-11-14

 相模ゴム工業の2024年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が31億9,300万円で前年同期比12.8%増、営業利益が2億7,800万円で同31.3%減、経常利益が3億4,300万円で同65.0%減、純利益が1億4,500万円で同81.6%減だった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は売上高が24億4,400万円で同17.0%増、営業利益が5億200万円で同17.1%減。ラテックス製およびポリウレタン製コンドームともに売上高は伸長し、需要は回復。国内ではサガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)ラージが確実にマーケットに浸透し増収。輸出でもサガミオリジナル0.01が伸長したが、円安や原材料・エネルギーなどのコスト上昇で減益となった。

 プラスチック製品事業は売上高が6億3,200万円で同0.0%減、営業損失は300万円(前年同期は0百万円の損失)となった。原油価格の高止まりやコスト増に伴う原料価格への転嫁、安定生産と在庫の確保に努めたが、納期遅延等により収益は低調に推移した。

 入浴・介護サービスおよびその他の事業は売上高が1億位1,600万円で同5.1%増、営業損失は3,800万円(同3,400万円の損失)となった。

 2024年3月期通期業績は、売上高61億円で同1.9%増、営業利益8億円で同21.0%増、経常利益7億円で同33.7%減、純利益4億2,000万円で同37.6%減を見込んでいる。

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