6

PAGE TOP

2025年3月期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は減収減益

決算 2025-05-22

 相模ゴム工業の2025年3月期(2024年4月~2025年3月)業績は、売上高が56億8,700万円で前期比6.9%減、営業損失が3,300万円(前期は4億3,600万円の利益)、経常利益が5億2,200万円で同34.3%増、純利益が3億9,200万円で同858.4%増だった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は、売上高が42億7,000万円で同8.4%減、営業利益が6億1,100万円で同37.6%減。

 ラテックス製コンドームは、価格改定に伴う需要減も影響し、国内外ともに伸び悩んだ。また、ポリウレタン製コンドームも、グローバル市場および訪日需要の拡大といった成長機会を十分に活かすことができなかった。利益については、原材料費やエネルギー価格の高止まりに加え、円安基調が継続していることから、マレーシア生産子会社における原価が増加し、利益を圧迫した。

 プラスチック製品事業は、売上高が12億5,800万円で同1.5%増、営業損失が8,400万円(前期は200万円の利益)。

 入浴・介護サービスおよびその他の事業は、売上高が1億5,800万円で同24.2%減、営業損失が7,400万円(前期は9,000万円の損失)となった。

 2026年3月期業績は、売上高61億円で前期比7.2%増、営業利益2億4,000万円(前期は3,300万円の損失)、経常利益1億4,000万円で同73.2%減、純利益5,000万円で同87.3%減を見込んでいる。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 何を創る日本の半導体企業
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物
  • 海から考えるカーボンニュートラル