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2022年3月期業績

相模ゴム工業、減収も純利益は83.5%増

決算 2022-05-19

 相模ゴム工業の2022年3月期業績は、売上高が54億1,400万円で前期比3.1%減、営業利益が10億8,800万円で同7.1%減、経常利益が14億6,600万円で同43.0%増、純利益が10億9,700万円で同83.5%増だった。営業利益は減少したが、為替差益などにより経常利益、純利益は増加した。

 ヘルスケア事業は売上高が40億4,700万円で同4.3%減、営業利益が14億5,800万円で同3.0%減。新型コロナによるロックダウンや渡航・移動制限等で個人消費が停滞し、国際輸送の混乱から海外出荷が遅滞するなど国内需要の低迷が響いた。

 プラスチックス製品事業は売上高が11億5,300万円で同0.1%増、営業利益が4,400万円で同52.2%減。上昇を続けていた原油や天然ガスの国際価格が、ウクライナ問題でさらに高騰。販売価格の修正を行ったが減益となった。

 その他は売上高が2億1,300万円で同4.6%増、営業利損失が7,200万円(同9,300万円の損失)だった。

 2023年3月期通期業績予想は、売上高が54億円で前期比0.3%減、営業利益が8億円で同26.5%減、経常利益が8億円で同45.4%減、純利益が5億円で同54.4%減を計画している。

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