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2023年3月期第3四半期業績

相模ゴム工業 、為替差益で経常利益増

決算 2023-02-13

 相模ゴム工業の2023年3月期第3四半期(2022年4~12月)業績は、売上高が44億8,000万円で前年同期比7.4%増、営業利益が6億4,800万円で同27.7%減、経常利益が12億3,600万円で同7.5%増、純利益が9億3,700万円で同9.8%増だった。営業利益は減少したが、円安よる為替差益で利益は増加した。

 セグメント別では、ヘルスケア事業は売上高が33億4,300万円で同6.4%増、営業利益が9億4,800万円で同17.6%減。国内売り上げは軟調に推移したものの、海外売り上げはサガミオリジナルシリーズが継続して伸長した。一方、マレーシア工場の原価アップが影響し利益を圧迫した。

 プラスチック製品事業は売上高が9億6,700万円で同11.4%増、営業損失が600万円(前年同期は5,000万円の損失)。販売価格の見直しで売上高は伸長したものの、エネルギーや原材料価格の大幅な上昇により、販売価格への転嫁が追い付かず利益は減少した。

 その他は売上高が1億6,900万円で同5.5%増、営業損失が4700万円(同5,000万円の損失)となった。

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