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2023年3月期第2四半期業績

相模ゴム工業、ヘルスケア事業は減収減益

工業用品 2022-11-14

 相模ゴム工業の2023年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が28億3,100万円で前年同期比0.2%増、営業利益が4億400万円で同38.1%減、経常利益が9億8,100万円で同9.6%増、純利益が7億8,900万円で同15.9%増だった。

 セグメント別にみると、ヘルスケア事業は売上高が20億8,800万円で同2.9%減、営業利益が6億600万円で同27.2%減。

 リピート率の高いサガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)を中心に、ポリウレタン製コンドームが海外売り上げでは継続して伸長し、国内売り上げでは幅広い商品群で新たなロイヤルカスタマーを育成すべく、新商品を9月に上市し、売り上げ拡大を図ったものの減収減益となった。

 プラスチック製品事業は売上高が6億3,200万円で同10.8%増、営業損失が0百万円(前年同期は3,400万円の利益)。

 売上高は販売価格の見直しや付加価値製品の拡充で堅調に推移したものの、原油価格の高止まりや原料メーカーのさまざまなコスト増に伴う原料価格への転嫁に追いつかず、増収減益となった。

 入浴・介護サービスおよびその他の事業の売上高は1億1,100万円で同7.5%増、営業損失は3,400万円(同3,900万円の損失)となった。

 2023年3月期通期業績は、売上高54億円で前期比0.3%減、営業利益8億円で同26.5%減、経常利益8億円で同45.4%減、純利益5億円で同54.4%減を見込んでいる。

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