東部ゴム商組「第45回親睦野球大会」決勝戦／Aクラスはヤマカミベルトチームが8連覇、準優勝はシバタチーム

　東部工業用ゴム製品卸商業組合（塩谷信雄理事長＝バン工業用品社長）の「第45回親睦野球大会」の決勝、準決勝、3位決定戦が8月6日、千葉県柏市の東京実業健康保険組合グランドで開催された。13時から行われた決勝戦では、Aクラスではシバタチーム対ヤマカミベルトチームが、Bクラスでは蒲田工業チーム対パワーテクノチームが、それぞれ優勝をかけて熱戦を繰り広げた。

　シバタチーム対ヤマカミベルトチームの決勝戦は、強豪チーム同士の対決。0対0で緊迫した試合展開の中、5回裏、ヤマカミベルトチームが少ないチャンスを得点に繋げ、3点を先制。そのまま3点を守り切り勝利した。ヤマカミベルトチームは8連覇の快挙。MVPには得点に貢献したヤマカミベルトチームの宮本知弥選手が選ばれた。

　Aクラス試合結果＝優勝：ヤマカミベルトチーム、準優勝：シバタチーム、3位：ヤマカミホースチーム、敢闘賞：ヤマカミパッキンチーム。

　Bクラスの蒲田工業チーム対パワーテクノチームの決勝戦は点を取り合う好ゲーム。6回表に蒲田工業チームが3点を取り、そのままの勢いで、7対2でパワーテクノを退け、優勝を勝ち取った。

　Bクラス試合結果＝優勝：蒲田工業チーム、準優勝：パワーテクノチーム、3位：横浜ゴムチーム、敢闘賞：ニシヤマチーム。

　■ヤマカミ山上茂久社長のコメント　気温の高い中での試合だったが、8連覇できて良かった。相手のシバタチームも引き締まった良いチームだった。3対0での勝利でタイムリーが出るか出ないかでの瀬戸際での勝負となったが、好ゲームだった。この大会だけでなく、全日本レベルの野球大会でも上位入賞を目標に日々活動しているので、今日の優勝に満足することなく、さらに上を目指していきたい。当社では野球とその応援も含めてヤマカミが一体となる活動を目指している。

　■蒲田工業蒲田善明社長のコメント　Bクラスでの優勝という栄誉を頂いた。ただ、次回はAクラスでの試合となるため、厳しくなるだろう。今回は広島や長野からメンバーも集まってきてくれて、優勝という願いがかなって良かった。

　■MVPを獲得した宮本知弥選手のコメント　高校は土浦日大、大学は常磐大で野球部だった。ポジションは外野で、センターやレフトを経験してきた。今回のトーナメントでは、あまり際立った活躍はできなかったが、山上社長が使い続けてくださり、また、MVPを獲得でき、結果を示せて嬉しかった。今日は大学時代の恩師も来てくださって、その前で結果が出せて良かった。身体が小柄な方なので、その分、足を使ってプレーするよう心掛けてきた。今日は大きな当たりが打てて優勝に貢献でき、本当に嬉しい。