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会場とオンラインを合わせ283人が聴講

東部ゴム商組、「機械製図の基礎(図面の見方)」の勉強会開催

商社 2024-07-22

 東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長=バン工業用品)は7月18日、AP秋葉原(東京都台東区)で勉強会の第13弾となる「機械製図の基礎(図面の見方)」を開催した。今回は、会場とオンラインを合わせたハイブリッド形式の開催で、283人が参加し盛況となった。

あいさつする塩谷理事長


講演する岸川氏


 冒頭、塩谷理事長が「今回は会場に51人、Zoomでは232人に参加してもらい、大変大きな勉強会となっている。製図の勉強会ということで、大いに学んでこれからの仕事に役立ててもらいたい」とあいさつ。

 勉強会の講師を務めたのは、ニシヤマ営業技術部技術グループの岸川俊介氏。「機械製図の基礎(図面の見方)」について①機械製図の基本②製図記号の使い方③表面性状の表し方④幾何公差の表し方の4つの章に分け、わかりやすく解説を行った。

 講演では、「図面とは、図面を書いている人と、それを基に実際に加工・製作するメーカーとの意思疎通のためのツールだ。私も、諸先輩方から“見る人それぞれが違う認識を持つような図面を書いてはならない”と教えられた。また、図面にはもう一つ重要な役割として、実際に設計に関わる人同士が確認した“正式な契約書”としての役割がある。“これを作ってください”という意思を持って書かれた図面を基に、加工・製作者の方は“ものづくりを行いました”という、そういった両者のやり取りの証拠、契約書となるのが図面だ。図面を書く側も、読む側も間違えないようにしなければならない」と解説し、参加者の理解を促した。

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