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DXの基本的な考え方や活用法を学ぶ

西部商組、夏季定例講演会を開催

商社 2024-08-19

 西部工業用ゴム製品卸商業組合(小島孝彦理事長=角一化成社長)は8月2日、夏季定例講演会をホテル日航大阪(大阪府大阪市)で開催、組合員企業や賛助会員など約50人が参加した。

夏季定例講演会


 今回は「DXって結局何なのか~何をすべきか、やるメリットと自社で何ができるかを考える~」をテーマに、DXの基本的な考え方や活用方法を、活用事例をもとに分かりやすく解説した。

 講師は、すごい改善代表取締役の吉田拳氏。吉田氏はエクセルができないことで会社を解雇されたことをきっかけに、改めてエクセルの勉強に打ち込み、エクセルの効果的な活用法を身につけた。そのノウハウをまとめた「たった1日で即戦力になるExcelの教科書」はシリーズ累計50万部のベストセラーという。

 講演では、DXをあまり難しくとらえず、「デジタルツールを使った効率化」と定義することからはじめ、繁忙な作業である「個別面談の日程調整」や「請求書の処理」などを、SaaS(サーズ/インターネットを介してソフトウェアを利用できるサービス)などの活用で、簡単に処理する事例を紹介した。

 吉田氏は、受講者に対して「DXというものをあまり難しく考えてはダメ。今日は、休み明けの月曜日からすぐにアクションできるDXを、皆さんが各自で決めることをゴールにしよう」と提案、受講者はそれぞれの課題解決に向けたDXをまとめ、講演会を終了した。夏季定例講演会終了後は、場所を移して懇親会も開催された。

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