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講師に馬場ポスティ社長

東部ゴム商組、「業界動向セミナー」を開催

商社 2024-11-25

 東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長=バン工業用品社長)は11月14日、同組合の会議室(東京都中央区)で「業界動向セミナー」を昨年と同様に、ハイブリッド形式で開催した。

あいさつする塩谷理事長


 今回は本紙を発行するポスティコーポレーション馬場孝仁社長が「ゴム産業の“温故知新”将来を展望するにあたって」をテーマに講演。当日は会場に組合会員企業から17人が参集、60人がWEBで参加した。

 冒頭、塩谷理事長から「本日の業界動向セミナーは温故知新と将来を展望というテーマで、今後を見据えるのに役立つ話が聞けるのでは、と期待している」とあいさつがあった。

講演する馬場ポスティコーポレーション
社長と会場


 講演会では、①自動車業界の100年の1度の大変革の時代②IT・AIの台頭③COVID-19④環境問題・カーボンニュートラルなどについて語られた。国内では与党が大敗、そして米国ではトランプ大統領が再選するなど、また再び不確実の時代が幕を開けた中、これらの課題解決のため1980年代から現在までのゴム産業を振り返ることで、ヒントを見つけていこうと語った。また、今後の存続に向けて①事業継承②高付加価値化③新規事業―などについて過去と現在の事例など紹介した。

動向セミナーの後は上野・鈴本で寄席を楽しむ

 また、当日は講演後に東部ゴム商組共済会主催の貸し切り寄席会(14日、15日の2日間)が、上野・鈴本で昨年に引き続き催され、2日間で約400人が参加、落語、ジャグリング、漫談、漫才などの演芸と鰻弁当を堪能した。

会員向けのプレゼント抽選会の様子


 お仲入りの時間を利用して途中、塩谷理事長から共済会の加入状況や、1口550円を2口から加入が可能で保障と配当率の高さについて紹介があり、加入を呼びかけた。また会員向けのプレゼント抽選会で会場を盛りあげ、後半の寄席の演目に移り貸切寄席は盛況のうちに終了した。

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