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参加者41人がトレーニングメニューを実践 

東部ゴム商組、健康管理法をテーマに「女性のためのセミナー」開催

商社 2024-11-06

 東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長=バン工業用品)は10月30日の15時30分から17時まで、ホテルモントレ銀座(東京都中央区)で「女性のためのセミナー」を開催した。当日は会員企業の女性社員41人が参加した。

講師役の湯田氏


 今回は、湯田友美氏を講師に迎えた。湯田氏は高校卒業後、ワコールに入社。実業団選手として数々の日本代表レースに出場してきた。2010年に現役を引退し、現在は各地マラソン大会のゲストランナーや講演活動を通じ、マラソン指導や健康管理など多方面で活躍している。

あいさつする前田副理事長


 セミナーの冒頭、前田淳副理事長(東京ベルト)が「リラックスして楽しんでもらい、今回の学びを日常に還元してもらえたらと思う。また懇親会は、ぜひ他社社員との交流の機会として活かしてもらいたい」とあいさつし、その後湯田氏が登壇。「アスリートも実践!今日からできる湯田流健康法」を演題に、座学といくつかの実践トレーニングを通じて講演した。

 湯田氏は講演で、日常生活における運動の重要性と実践方法について説明。運動の定義を広げ、日常生活の中での小さな動きも運動として捉えることを提案した。

 「運動に関して、SNSを中心に様々な情報で溢れかえっている。どれを選べばいいのか戸惑うことも多いと思う。しかし最も大切なのは『これが良い』と自分自身が少しでも思えるかどうか。人任せ、情報任せにせず、自分で自分に聞いて選択することが大事だ。自分にとって取り入れやすい時間に行うのがベストで、気分が乗らなければ休んだって良い」と話し、自身の運動に対するハードルを下げて取り組む大切さを説明。また運動の強度にも触れ、「運動は必ずしも高強度である必要はなく、日常生活の中で少しずつ取り入れていくことが重要だ」(湯田氏)と強調した。

トレーニングを実践する参加者


 後半は実際にトレーニングメニューを実践。参加者は、①動的のウォーミングアップ②平衡感覚の体操③チャレンジゲーム④筋力トレーニング⑤静的のクールダウンといったメニューを、湯田氏解説の下、順に体験した。

 講演後には参加者による懇親会も開催され、盛況となった。

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