大阪ゴム商業会と4月に合併し、歴史的な転換点迎える
西部ゴム商組、通常総会を開催
商社 2024-06-10
西部工業用ゴム製品卸商業組合(小島孝彦理事長=角一化成社長、組合会員133社)は5月31日、令和6年度通常総会をリーガロイヤルホテル(大阪府大阪市)で開催。当日は126人(本人出席48人、委任状出席78人)が出席し、組合員の過半数を占め総会は成立した。
総会は小島理事長が「当商組は4月から大阪ゴム商業会との合併という大きな転換点を迎えた。2つの企業や団体が一緒になってもうまくいく例とそうでないこともあるが我々はこれまで行事を共催してきている実績を踏まえ必ずうまくいくと確信している」とあいさつした。
その後、令和5年度事業報告承認の件、同年度収支決算報告承認の件、令和6年度事業計画案承認の件、同年度収支予算案承認の件、賦課徴収方法案承認の件、会章の件、任期満了に伴う役員改選の件などを審議、可決した。
令和6年度の事業計画(案)においては、総務委員会のもとに会員交流部会を新設し、4月1日付で西部ゴム商組と合併した大阪ゴム商業会が実施していた各種イベントや永年勤続表彰などを引き継ぎ運営していく。
また、賦課徴収方法(案)では、組合活動において近年の会場費や諸経費の値上がりへの対応と東部工業用ゴム製品卸商業組合並びに中部工業用ゴム製品卸商業組合の会員会費と同等額にすることがふさわしいとの判断で会費値上げを提案、承認された。
任期満了に伴う役員改選にあたっては、新理事・相談役として大西健路氏(宇都宮ホールディングス社長)、新任理事として谷村貴洋氏(朝日商工社長)、渡辺周平氏(エーゼーゴム洋行社長)が、また新監事に松平充希氏(五合社長)と山本佳世子氏(丸山産業社長)がそれぞれ選出され承認。引き続き理事会によって役員選出が行われ、小島理事長をはじめ副理事長に糸井宏之氏(千歳商事社長)、加藤廣氏(西部ゴム社長)、太田稔氏(福井化成社長)、小賀野哲朗氏(オガノ社長)が再選された。
総会後はメーカーの賛助会員を交え、懇親会が開催された。懇親会では冒頭、4月1日付で合併した元大阪ゴム商業会の森孝裕会長(モリテック社長)がその報告とあいさつに立ち「大阪ゴム商業会はこれから西部工業用ゴム製品卸商業組合の名のもとに新たな歴史を刻んでいくことになる。合併に至るまでには様々な意見もあり年数も重ねてきたが、最終的には皆さんの理解を得て、昨年の総会で賛成多数で承認された」と述べた。
西部ゴム商組・近畿支部が通常総会開く
西部工業用ゴム製品卸商業組合・近畿支部(加藤廣支部長=西部ゴム社長)の令和6年度通常総会は5月31日、西部工業用ゴム製品卸商業組合の通常総会開催前に行われた。
主な議案は、令和5年度の事業報告承認の件、同年度収支決算報告承認の件、令和6年度事業計画案承認、同年度収支予算案承認についてで、それぞれ原案通り審議・可決された。
冒頭、加藤支部長は「私が住んでいる神戸市の人口が150万人を割った。それに衝撃を受けて各地の人口の増減に興味を持つようになった。人口の確保と経済動向の関係は深く、我々の支部や西部ゴム商組の会員企業についても発展というよりは、まず維持することから考えていかねばならない厳しい世の中になって来たと考えている」と述べ、あいさつに代えた。
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