会場、WEBから55人が参加
西部ゴム商組、「ゴムとプラスチックの基礎」勉強会を開催
商社 2026-03-17
西部ゴム商組は2月27日、「ゴムとプラスチックの基礎」の勉強会をニシヤマ大阪支店(大阪府大阪市)で開催。会場とWEBのハイブリッド形式で行われ、当日は会場40人、WEB15人の合計55人が参加した。また、WEB参加者には事前に資料が郵送され、参加形式を問わず平等な学びの場が提供された。
勉強会は2部制で行われた。第1部は「ゴムの基礎と最新トレンド」、第2部は「プラスチック射出成形技術の基礎と金型のポイント/図面の見方」をテーマに、ニシヤマ営業技術部から4名講師を招いて実施した。
第1部の「ゴムの基礎と最新トレンド」では、ニシヤマ営業技術部技術グループ佐々木大志郎氏、大阪技術グループ坂本匠氏が登壇。佐々木氏がゴムの定義から、各ゴム製品に使用されている材料の紹介、ゴム製品製造における一連の流れなどを説明した。身近なゴム製品として同社の取り扱う「鉄道車両用扉向けクッションゴム」等を例に挙げながら、ゴム業界初心者にも親しみやすい講義を実施。また、PFAS規制など業界動向や、製造現場との密なコミュニケーションの重要性といった実務レベルの話題にも触れるなど、参加者らの現場での活躍を見据えた解説も行った。
前回(2025年)の講義で参加者から好評だった「ゴムの接着」についても、応用編として解説された。ゴムと、ゴム、金属、非金属など素材別の接着方法を解説しながら、講師の実体験に基づいた加硫接着とその評価方法の難しさも語られた。
第1部の最後には、ゴム業界に関連する「環境/化学物質規制」について坂本氏が説明した。「グローバル化に伴い。欧州を中心とした世界各国の法規制に配慮したモノづくりが求められている」(坂本氏)とし、EUDR、PFAS規制をはじめ世界各国の環境/化学物質規制を紹介。これらの規制は「毎年改定されるが、それに対して継続的に対応していくことが重要」(同)とし、その対策としてサプライチェーンにおける製品含有化学物質の情報伝達ツールを紹介した。
第2部「プラスチック射出成形技術の基礎と金型のポイント/図面の見方」では、ニシヤマ営業技術部大阪技術グループ藤川真一氏、技術グループ岸川俊介氏が登壇。プラスチックという素材の定義について、天然ゴムの存在にも触れながら解説した。また、原料であるナフサや、素材の性質である熱可塑性など、ゴムにも通じる基礎知識が紹介された。最後に、装置メーカーでの勤務経験を持つ講師による機械製図基礎の解説で、勉強会が締めくくられた。
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