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東京工場、富士工場に

江北ゴム製作所、型締力200トンの真空プレスを導入

その他 2022-10-17

 江北ゴム製作所(東京都足立区、菅原健太社長)は、型締力200トンの真空プレス(TUNGYU=トンユー製品)を本社第3工場(東京都足立区)に3台、富士第1工場(山梨県富士吉田市)に2台を新たに導入した。両工場ともに現在試運転中で、11月から順次本格稼働する予定。

導入した型締力200トンの真空プレス


 今回の真空プレス導入は、新型コロナなどの影響によるサプライチェーンの混乱を受け、海外生産から日本国内生産へ回帰する動向が加速していることに伴い、今後国内生産需要の増加が予測されることに対応してのもの。導入により、生産ラインの一層の自動化を図り、従来以上の効率や精度向上を目指している。特に同社が得意としている、ゴムと金属類との焼き付け工程などの強化充実を行う予定でいる。

 導入された真空プレスは、TUNGYUの主力機種で高性能を有する「TYCシリーズ」の「TYC-V-14」。同機には、同社独自のノウハウが搭載され、より一層のカスタマイズ仕様となっている。

 今回の真空プレスに加え、同社では、この1年間で射出成形機1台、真空プレス2台、バリ取り機1台を導入するなど積極的に設備投資を行っており、今後の需要増加に対応していく。

 問い合わせは江北ゴム製作所(東京都足立区堀之内1-13-34、電話03・3897・5331)まで。

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