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【インタビュー】江北ゴム製作所社長菅原健太氏

関東№1の困りごと解決集団に

工業用品 2016-10-25


 江北ゴム製作所(東京都足立区)は、9月1日付で菅原健太専務取締役営業本部長が代表取締役社長に、菅原孝夫代表取締役社長が代表取締役会長に就任する社長交代人事を行った。菅原健太新社長に経歴や社長就任の抱負、今後の展望などについて聞いた。

 ―これまでの経歴や職歴は。
 1976年に東京の杉並区で生まれました。99年3月に法政大学経済学部卒業後、4月に三ツ星ベルトに入社し工場で研修後東京本社営業部に配属され、主に伝動ベルトの営業を約3年間行っていました。当社への入社は25歳の時で、配属先は富士工場でした。

 富士工場では、成形や練り、分出しなど当社の根本を支える現場工程を約半年ほど経験しました。その後も継続的に現場で活動しながら、ウレタンやフッ素樹脂のコーティングやウレタンフォームといったゴム以外の成形作業も行っていました。この間、顧客との納期調整やトラブル対応など色々と経験し、①現状維持では衰退する②クレームを言ってもらえるうちが華③社員全員が同じ方向を向いて協力し合わなければ良い仕事ができない、といったことを学ぶことができました。

 これら現場工程を手掛けながら、工場長兼営業責任者として同工場の顧客開拓に注力しました。

 さらに2007年には東京工場に転勤し、営業責任者兼工場責任者として会社全体の顧客開拓を推し進め、より一層の品質向上や納期短縮などに重点的に取り組みました。13年には専務取締役兼営業本部長に就任し、より誠意を持って顧客と接することに心掛けたほか、新規顧客の開拓にも注力しました。

 ―社長就任の抱負。
 当社は①お客様のお悩み・困りごとを解決できる潜在能力がある②発展・向上・前向き思想の浸透③圧倒的に若い社員構成、といった強みを活かして、「関東№1の困りごと解決集団に!!」にしたいと考えています。 

 当社は創業以来55年に亘り蓄積してきた高い技術力や開発力があり、焼付加工を得意とし、防振ゴムや1500トンプレスなどでの大型成形品を始め超小型精密部品、金型製造から配合設計、ゴムライニング、プーリー・ロール、フォーム製品、ウレタン・フッ素コーティング、PVCライニングなど、顧客ニーズに対応して多様な製品を手掛けてきました。

 これら製品を製造する際のプロセスや経験なども豊富に有しており、顧客のこういった製品が欲しい、製品のこの箇所を変えてオリジナルに作って欲しい、といったあらゆる要望を具体化するのに応用ができます。

 この様な当社の持つ「力」を結集して、東京及び関東地区に所在するゴム関連メーカーや商社が、実現困難な製品の具体化や修正・改善など、何か困り事があれば「江北ゴム製作所に聞いてみよう」とすぐに頭に浮かぶような存在になりたいと考えています。

 そのためには、社内の一層の改革も当然必要となります。当社には全社で80人以上の社員がいますが、社長の私が40歳であることを含めてゴム関連のメーカーでは平均年齢は若い方だと思います。平均年齢が若くても、現場経験が少ないということは無く、それぞれの現場で豊富な経験を積んでいるのも強みです。

 さらに女性社員をより一層、積極的に採用していく方針で、女性がいることで事務及び現場にかかわらず社内も明るく風通しの良い社風となっています。設備面でも、休憩室や更衣室といった女性専用設備の充実も進めています。

 なお、当社には化学物質評価研究機構が実施している「ゴム技術研修会」の修了者である「ゴム技術者」が多数在職しているのも強みで、もちろん女性の修了者もいます。

 これら技術者はもちろん、社員全体に技術力やノウハウの蓄積が進んでおり、若い力で困難な案件に果敢に挑戦していく「力」が溢れています。この様な技術集団的な当社を、次の60周年、80周年へと継続的に力強く発展、成長させていくのが、私の役目だと考えています。

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