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全製造拠点が登録

江北ゴム製作所、富士工場が日本水道協会「検査工場登録」を取得

工業用品 2024-01-15

 江北ゴム製作所(東京都足立区、菅原健太社長)の富士工場(山梨県富士吉田市)が、2023年12月7日付で日本水道協会(青木秀幸理事長)の「検査工場登録」を取得した。同工場の登録は、本社工場(東京都足立区)に続くもので、登録により全製造拠点が登録された。

富士工場


 富士工場の登録区分は「第3種」、登録番号は「第C―149号」。登録水道用品名は「①水密保持用ゴムⅧ・ゴム類G・ゴム輪・仕様書品②水密保持用ゴムⅧ・ゴム類G・Oリング・仕様書品③水密保持用ゴムⅧ・ゴム類G・パッキン・仕様書品④水密保持用ゴムⅧ・ゴム類G・その他・仕様書品」で、登録有効期限は2028年3月31日まで。同工場では工程管理体制や機器設備の管理体制など、製造関連の全工程について、日本水道協会の審査員による厳正な監査を受け、登録に至った。

 今回の富士工場の検査工場登録について江北ゴム製作所では、本社工場と同様に、日本水道協会の登録工場として、生活や産業に必要不可欠な水道関連のゴム輪やパッキン、Oリングといった製品のより一層の品質向上や生産体制の充実が目的としている。さらに同社では、富士工場での登録を目指した理由として、富士山の麓に多数立地する水関連企業に対して、日本水道協会の厳しい検査をクリアした安心安全な高品質製品の供給可能な体制の構築に加えて、衛生面への意識が高まっている消費者に対しても、世界に誇る水質基準を満たした製品の提供を図るためとしている。同社では、食品衛生法適合製品や、抗ウイルス・抗カビ機能を有するゴム製品の開発に注力しており、今回の登録はその一環。

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