組合員73人が出席
中部ゴム商組、通常総会を開催
商社 2017-05-24
中部工業用ゴム製品卸商業組合(川島健一理事長)は5月18日午後4時から、名古屋市の名鉄グランドホテルで第38回通常総会を開催、73人(本人41人、委任状32人)が出席した。
総会は、久保田一平理事(久保田商店代表取締役)の議長進行のもと開会。川島理事長あいさつのあと、①28年度事業報告②同決算報告③29年度事業計画案④同収支予算案について審議され、承認された。
冒頭、あいさつに立った川島理事長は、「最近、新聞の経済面を見ていたら、2012年12月から2017年3月まで52カ月も経済が拡大しているという記事があった。バブル期が51カ月なので、それを越したことになるのだが、実感できている人はそういないだろう。バブル期の成長は2ケタだったが、今回のは1ケタの下の方を這いつくばっている。そういうところもあり、実感がわかない。
バブルの頃を思い出すと、大手上場会社の支社長、支店長クラスは、良い所だとお抱え運転手付きの自動車に乗っていたと記憶している。今はそんな人はいない。余分なことを切ってしまったのか、それとも余裕がなくなったのか。
組合活動も時間が必要だし、余りがないとやっていけないが、組合活動は先人の知恵の結晶だと感じている。組合としてもより魅力のある活動をしていく。そのためには一人ひとりの力が必要だ。これからも組合活動に参加し、関わってもらいたい」と語った。
総会後には懇親会を開催。そこで中締めに立った加藤巳千彦副理事長(カテックス代表取締役)は「今日、総会の前に中国の方とお会いしたのだが、その方は日本に留学した時、日本人が漢詩を勉強し、読むことに感動したと言っていた。日本は中国や韓国から入ってきた文化もきちんと承継し、日本なりに道徳観などに取り込んでいる。日本人はそれを誇りに思った方が良い。
縁があって、こういうゴム組合の中で組合員や賛助会員が一緒になって話をすることはすごく良いことだと思う。組合員や賛助会員が、より社会を良くしようという高い志を持って発展すれば、それは日本の国益にも繋がる。自信を持って頑張りましょう」とあいさつした。
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回答率は76.4%
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