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ニッチ市場もワンストップ対応目指す

【新社長紹介】サクラ産業社長小堀純一氏

商社 2017-05-24

 
 サクラ産業は1971年6月、シバタの2代目社長を務めた故小堀清氏が創業。以来、シバタのグループ企業として埼玉県、群馬県を中心に栃木県、茨城県を含む北関東一円で地域密着展開をしている産業資材の卸商社。

 新社長の小堀純一氏は清氏の長男で、2月に叔父にあたる小堀富久会長から社長の座を譲り受けた。「父清は平成8年に63歳で急逝。当時常務だった富久会長は事業を受け継ぐにあたり何一つ心の準備も体制も無いままで大変苦労したと聞きました。今回私が社長に就任する際には、社内体制や執行役員制の導入など整備していただいたうえでの事業承継となり、大変感謝しています。同じ50歳での社長就任ということにも運命を感じますが、一方で大変恵まれた中での事業承継で身を引き締めていきたい」と現在の心境を語る。

 「父は仕事第一主義者」で、運動会や授業参観に来てくれた記憶がないという。ご本人は「中学生時代にアマチュア無線が趣味だったことも影響してか、就職先は情報通信関係に進みたいと思い、大学を卒業して日本電気通信システムに入社。約24年間勤め、ちょうど前半の12年間はシステム技術職で、後半の12年間はITネットワークの営業職に従事した。それを機会に本当にごあいさつ程度の気持ちでシバタを訪問(2002年2月)。偶然にも同社が初期の基幹システム導入を検討していた時期で採用していただき、また父が精力的に回っていた全国の支店営業所にも業者の立場で訪問させていただいた」(同)。親の七光りを実感しながら、現在はその経験がグループ企業の一員として役立っている。

 「当社事業はシバタの商圏と一部重なる部分もありますが、四本柱(工業用ゴム製品、農業資材、LPG機材、産業用機器)でニッチな新市場にもワンストップ対応できるよう成長したい」(同)。

 一度は他業界に遠く身を置いたが「現在はファミリービジネスの強みが地域や経済を支えていることを十分理解している」(同)とし、父の故小堀清氏の「仕事第一主義」の意味も汲み取った社長就任だ。

 ■小堀純一(こぼり・じゅんいち)氏の略歴 1966年4月2日生まれ、50歳。埼玉県大宮市出身。1989年3月日本大学生産工学部管理工学科卒業。同年4月日本電気通信システム入社、2012年12月サクラ産業入社、社長室長、15年2月取締役総合企画室長

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