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ゴム関連企業・関連団体の賀詞交歓会

中部ゴム商組、緩やかな成長を期待

商社 2020-01-20

 中部工業用ゴム製品卸商業組合(加藤已千彦理事長)と中部ゴム工業会(西村義明会長)の合同賀詞交歓会が1月15日、名古屋マリオットアソシアホテルで組合員・賛助会員、工業会員など約170人が出席し、開催された。

あいさつする加藤理事長


 冒頭あいさつに立った加藤理事長は概要つぎのようにあいさつした。

 「昨年、組合は皆様のお陰で40周年記念事業を無事終えることができた。また12月末には経済産業大臣賞という栄えある表彰も受けることができ感激している。経済環境は米中の貿易摩擦により輸出が滞った。米中問題はここにきて和らいだ感もあるが、いずれにせよ覇権争いなので先行きの懸念が失せたわけではない。一方内需は災害復旧によるものがあったが、インバウンドも日韓問題によりやや減少した。今年は五輪が経済を下支えするかどうか。政府も経済対策に本腰を入れるであろうが先は見えない。しかしネットワークの5G化が本格的に動くので、そのインフラ整備は期待できる。今年は総じて緩やかに成長していくものと期待したい。

 一方で人手不足が払しょくできないなか、働き方改革が進んでいる。組合としてもIoT、AIの進展による第4次産業革命に対応する研修会、視察など組合員の役に立つ事業活動を実施していく。ことしは庚子(かのえね)の年ということで、草木が充分に育ち新たなものが芽生える、様々なものが変わる年とのこと。組合としても皆様の期待に沿えるよう活動して参りますのでご支援ご協力の程お願いします」

乾杯の発声をする西村中部ゴム工業会会長


 次いで来賓として愛知県中小企業団体中央会の榊原万輝総務主事が長谷川正己会長の祝辞を代読し、つづいて西村中部ゴム工業会会長が「経済環境はきびしいが、加藤理事長の話にあったように明るくいきましょう」と高らかに杯を上げて懇親に入った。

 懇親は会場に中部フィルメンバーによる弦楽四重奏の調べが流れる中なごやかに進み2時間後、大野裕副理事長の三本締めでお開きになった。

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