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東拓工業が説明、69人が参加

西部ゴム商組、商品説明会開く

商社 2016-11-30

熱心に聴講する参加者

熱心に聴講する参加者

 
 西部工業用ゴム製品卸商業組合は11月21日、大阪・堂島浜の中央電気倶楽部で第43回商品説明会を開催した。今回、商品説明をしたのは東拓工業。同社は昭和27年の創業以来、フレキシブルホース・パイプのパイオニアとして、素材研究から製造装置の設計に至るまで、すべて自社内で行うという一貫体制により独自製品を開発・生産している。今回の説明会には組合員69人が参加した。

 商品説明は、同社の丸尾崇主任と南一行主任が行い、「TACフルオロフレキ」や「TACエコライン耐熱耐油100℃仕様」などの新製品・注力製品を、豊富な資料・データを基に詳細に説明した。

 「TACフルオロフレキ」は、ケミカル業界向けに開発したフッ素ホース。フッ素ホースは一般の樹脂ホースに比べやや硬いのが課題だが、同製品は非常に柔軟で扱いやすいことが特徴。耐薬品性にも優れている。

 「TACエコライン耐熱耐油100℃仕様」は、従来の樹脂ホースでは対応できない熱湯洗浄が可能(100℃流体の連続使用が可能)で、衛生管理が重要な食品用途に適した製品。透明性や柔軟性はそのままに、耐圧性能を従来品よりも向上させている。軽量で作業性にも優れ、食品分野で高い評価を得ているという。

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