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交換用の乗用車用タイヤ

中国がタイヤラベリング制度運用へ

タイヤ 2016-07-04

 中国ゴム工業協会は6月15日、山東省青島市で開催した「第2回中国グリーンタイヤ安全週間会議およびタイヤラベリング制度会議」の中で、9月15日からタイヤラベリング制度の運用を開始すると発表した。

 同制度は「グレーディングシステム(等級制度)」と「ラベリング管理規定」から成り、転がり抵抗、ウエットグリップ、ノイズの3項目で一定の基準を満たしたタイヤをグリーンタイヤ(低燃費タイヤ)と位置付けている。制度の適用範囲は、交換用の乗用車用タイヤで、トラック・バス用タイヤも一部含まれている。

 中国では同協会が中心となって、日欧が先行したタイヤラベリング制度を研究してきた。2012年に国内のタイヤメーカーに研究を委託し、14年3月に「グリーンタイヤ技術仕様」を策定、同年5月に「グリーンタイヤ技術サポートセンター」を立ち上げた。

 さらに15年1月に北京で「タイヤラベリング制度の研究」の作業を本格化させ、同年9月に同研究を完了させた。

 これらの作業を経て今年に入り、6月に開いたグリーンタイヤ安全週間に関する会議で、タイヤラベリング制度の正式運用を発表したもの。

 同協会では「省エネタイヤの品質は確実に上がっており、世界と比べても差がなくなってきている」とコメントしている。

 15年の中国タイヤ生産量は前年比5.8%減の3.53億本と、初めてマイナス成長となった。それだけに今回のタイヤラベリング制度の導入が、再び世界に打って出る戦略につながるのかどうか、注目されている。

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