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「創新・転換・挑戦・チャンス」テーマに

2018年中国ゴム会議、3月27日から青島で開催

その他 2018-02-15

 「2018年チャイナラバー・カンファレンス」(中国ゴム会議)が3月27日から30日までの4日間にわたって、山東省青島市のシャングリ・ラホテル青島で開催される。 

 中国ゴム会議は、中国ゴム工業協会(CRIA・鄧雅俐会長)が2006年から主催するゴム工業に関する年次総会。タイヤをはじめ工業用ゴム製品、天然ゴム、合成ゴム、カーボンブラックなどの原材料・副資材、ゴム用機械・試験機などのゴム工業を支える製造に関わるものから環境や法規、経営、投資コンサルなど幅広いテーマを網羅した最大規模の会議となり、今回は世界20カ国から約1,000人のゴム技術者や専門家などが参集する予定だ。またIRSG(国際ゴム研究会)やIISRP(国際合成ゴム生産者協会)の主要関係者も参加する。

 今回のテーマは「創新・転換・挑戦・チャンス」。期間中、同テーマのもと総会、3つのフォーラム、中国ゴム工業の発展に貢献した100強企業の紹介や展示会、最終日にはAIや電気自動車企業など視察のエクスカーションも併催する。

 初日の27日は各分科会や理事会を開催。翌28日は「新時代の中国ゴム工業のチャンスと挑戦」をテーマに鄧雅俐会長の基調講演が行われ、2017年の中国ゴム工業の状況と、18年の動向予測と分析について語り、また徐文英同協会副会長兼秘書長がアメリカ、ドイツ、日本のゴム工業状況を解説するとともに2018年の中国ゴム工業の発展につながる注力点についても語られる。

 世界最大の新ゴム消費量とゴム製品生産を示す中国。今回の年次総会では「環境や法規」、「AIを使った新しいもの作りの考え方」、「廃タイヤ対策」などをテーマにしたフォーラムが行われる。環境対策とAIを取り込みながら、新時代の中国ゴム工業界を模索する年次総会となり、変わり行く中国のゴム工業の現状を知る機会となる。

詳しくはhttp://www.criaevents.com/

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