住友ゴム工業は4月6日、京都大学宇治キャンパスの京都大学防災研究所で住宅用制震ダンパーの新製品「MIRAIE S」を2026年夏以降に順次発売すると報道関係者らに発表し、併せて実大振動台実験を実施した。実験には報道関係者のほか、実際に施工を担当する工務店関係者らも出席した。


 住友ゴム工業が提供する住宅用制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」は、独自開発の高減衰ゴムと三角構造を組み合わせることで、地震の揺れを効率よく吸収し、建物を地震による被害から守る装置。「耐震」が建物の強度を上げることで揺れに耐える技術であるのに対し、MIRAIEではダンパー自体が地震の揺れを吸収する「制震」技術を採用。耐震構造のみでは、大地震による揺れで建物の骨格に損傷をきたす懸念があるが、同社のMIRAIEを導入することでダンパーに搭載された高減衰ゴムが地震の運動エネルギーを即座に熱エネルギーに変換。吸収した揺れは熱として放出されるため、骨格を傷つけずに住宅を守ることが可能だ。

 今回の実験の対象となった新製品「MIRAIE S」では、従来課題とされてきた装置のスリム化に成功した。従来品で

この記事は会員限定です

「ゴム報知新聞電子版」のご購読(有料)による会員登録で、
記事の続きをお読みいただけます。