モノグサ(東京都千代田区、竹内孝太朗・畔柳圭佑代表取締役)は8月19日、同社が提供する記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、ダンロップタイヤの営業・販売人材の育成に向けて試験導入されたと発表した。

 運送事業者向けパッケージプラン「ECO SMART PLAN(エコスマートプラン)」を対象に、ダンロップタイヤの営業担当者および一部の販売関係者が、顧客への説明や提案に必要な知識をMonoxerで学習する。

 試験期間は2026年7~9月の約3カ月間。

 モノグサは2016年設立。「記憶を日常に。」をミッションに掲げ、記憶定着を支援する学習プラットフォーム「Monoxer」を開発・提供している。Monoxerでは、一人ひとりの記憶定着度や忘却状況に応じた反復学習を行うことができる。

 今回の試験導入では、ダンロップタイヤの商品資料や研修資料をもとに、「ECO SMART PLAN」の商品特性や顧客メリット、提案時の着眼点などを学習コンテンツとして整備する。商品・サービスに関する知識を定着させ、顧客の利用環境や課題に応じた説明・提案に活用できる状態を目指す。

 ダンロップタイヤでは従来、研修や営業資料を通じて商品・サービスに関する知識の習得を支援してきた。

 一方、商品・サービスが高度化・多様化する中、知識の習得にとどまらず、顧客ごとの状況に応じた説明や提案につなげることが重要になっている。

 そこで今回、知識の定着状況を可視化し、一人ひとりの学習状況に応じた学習を支援するとともに、習得した知識を実際の提案につなげる人材育成の仕組みを検証するため、Monoxerの試験導入に至った。

 学習データや小テストの結果から、担当者ごとの記憶定着状況や重点的なフォローが有効な領域を把握し、個々に応じた支援や学習コンテンツの改善につなげる。

 また、効果的な学び方や現場で生まれた提案の工夫を組織内で共有し、営業・販売現場における提案力の向上を図る。

 試験終了後は、学習データや小テストの結果に加え、アンケートやヒアリングを通じて、商品・サービスへの理解や提案に対する自信、提案機会などの変化を分析する。

 販売実績や契約実績についても中長期的な指標として、学習状況や提案行動との関係を確認していく。

 今後は、今回整備した学習コンテンツや現場で生まれた提案の工夫を社内の教育資産として蓄積し、継続的な教育の改善に活用する。将来的には対象となる部門や地域、商品・サービスへの段階的な展開も検討していく。