産業技術総合研究所(産総研、石村和彦理事長)とブリヂストンは、世界初となるタイヤゴムのケミカルリサイクル技術を共同開発した。まず室温でゴムを化学分解し、それに続く熱分解によって、イソプレンとカーボンブラック(CB)を回収する技術だ。タイヤはゴム消費量が最も多い製品だが、その使用済タイヤを新品タイヤの原材料に再資源化するサーキュラーエコノミー(資源循環)の具体化に繋がる画期的な成果としている。両者は2030年代の事業化を目指し、新技術の進化に取り組む。その研究開発を担う産総研材料・化学領域の上田善弘氏(化学プロセス研究部門 有機反応化学研究グループ主任研究員)、プトロ・ワヒュー氏(同)、深谷訓久氏(研究企画室長)に、新技術のポイントと今後の展望を聞いた。

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