ニチリンの2026年12月期第2四半期(1~6月)業績は、売上高が422億6,100万円で前年同期比18.3%増、営業利益が52億500万円で同5.9%増、経常利益が55憶1,200万円で同27.4%増、純利益が28億9,400万円で同4.1%減だった。

 セグメント別にみると、日本は、売上高が188億6,000万円で同10.1%増、営業利益が23億9,400万円で同74.1%増。材料市況の変動や賃上げなどに伴うコスト上昇分の販売価格への反映により国内向け販売が増加したほか、円安の影響やアジア向け輸出の増加もあり、増収大幅増益となった。

 北米は、売上高が99億1,800万円で同42.9%増、営業損失が2億5,600万円(前年同期は5億4,700万円の利益)。前年6月末にNICHIRIN ATCO TEXAS(NAT社)を連結子会社化したことに伴い、新規トラック事業が売上高の増加に寄与。一方で、NAT社買収時ののれんの償却が発生していることや同事業の利益改善に時間を要していること、米国の追加関税によるコスト増も影響し、減益となった。

 中国は、売上高が56億7,000万円で同14.6%増、営業利益が8億6,700万円で同29.6%増。現地メーカーへの販売が増加した一方、日系メーカーへの販売は低迷した。

 アジアは、売上高が143億3,500万円で同18.1%増、営業利益が23億5,300万円で同43.0%増。アジア市場は概ね堅調に推移した。

 欧州は、売上高が49億6,900万円で同20.4%増、営業利益が1億5,000万円で同51.5%増。欧州メーカー向け販売増加により大幅な増収増益となった。

 2026年12月期通期業績は、売上高780億円で前期比5.9%増、営業利益93億円で同2.6%増、経常利益95億円で同2.9%増、純利益56億円で同1.6%増を見込んでいる。