日本ゴム工業会がまとめた2023年1~6月のロール生産量は、合計2,127トンで前年同期比1.1%増となり、半期ベースでは2022年に続き前年同期実績を上回った。

 品種別では、製鉄用と製紙用がプラス。そのうち、製鉄用は自動車生産が上向いたことで鉄鋼会社のラインも動き、ロール生産量も2ケタ伸長した。一方、印刷用とその他用はマイナス。印刷用はアフターコロナの需要回復に力強さがみられず伸び悩んだ。その他用は全体としては前年同期実績を下回ったが、その中の高機能フィルム用は堅調。特に液晶フィルム向けやリチウムイオン電池のセパレータフィルム向けなどの需要が旺盛で、牽引役となっている。