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会場に32人、オンラインで27人、合計59人が参加

ゴム技術フォーラム、「特殊ゴム・エラストマーの未来展開」をテーマに開催

その他 2023-04-03

 日本ゴム協会・ゴム技術フォーラム(平田靖代表)は3月29日、10時から16時55分まで東京都港区元赤坂の東京電業会館でオンラインとのハイブリッド形式で、「特殊ゴム・エラストマーの未来展開」をテーマとした第35回公開フォーラムを開催した。会場に32人、オンラインで27人、合計59人が参加した。

あいさつする平田代表


総合報告をする竹村調査委員長


 今回のゴム技術フォーラムは、2019年に「特殊ゴム・エラストマーの未来展開調査委員会」(調査委員長:日本ゴム協会名誉会員・竹村泰彦氏)を発足させ、若手研究者・技術者20人による調査研究を行った。当日は、この調査・研究の結果を各ワーキンググループが報告した。

 開会に際して平田代表が「日本ゴム工業会の発表によると2023年の新ゴム消費量は前年比3.8%の増加との予想だが、近年、日本は中国や新興国に比べ消費量が伸び悩み、現状世界第5位にとどまっている。しかし日本のゴム企業の中には世界トップレベルの売り上げ規模の企業もあり、技術レベルも高く、世界のゴム産業をリードし、その発展に大きく寄与している。

 ゴム技術フォーラムも1986年の設立以来、37年の長きにわたり活動し、その調査・研究は日本や世界のゴム産業の発展に貢献している。参加した皆さんは今回のフォーラムの内容について、各自の会社に持ち帰り役立てていただきたい」とあいさつした。

 フォーラムでは、①総合報告=竹村泰彦委員長②WG1「NBR&NV&NE、HNBR、ACM&AEM」=神戸祐哉リーダー③WG2「CR、CSM、CM、CO、FKM」=石川哲也リーダー④WG3「EPDM&EPM、ノルボルネンゴム、エポキシ化NR、U」=逸見祐介リーダー⑤WG4「Q、多硫化ゴム(T)、フォスファゼンゴム(PZ)」=前田哲生リーダーなどが報告された。

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