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3月28日、東京電業会館で

ゴム技術フォーラム、「ゴム・エラストマーのサーキュラーエコノミーへの展開」の調査について中間報告

その他 2024-04-01

 ゴム技術フォーラム(平田靖代表)主催の第36回公開フォーラム、「ゴム・エラストマーのサーキュラーエコノミーへの展開」が3月28日、東京電業会館(東京都港区)で開催された。

フォーラムの会場


 同フォーラムは中瀬古広三郎元日本ゴム協会会長を調査委員長とした調査委員会を2023年9月に発足。今回はタイヤを中心としたモビリティ分野、インフラ全般、エレクトロニクス・スポーツ・医療分野を中心にカーボンニュートラル(CN)やサーキュラーエコノミー(CE)実現に寄与する調査の中間報告を行った。

 中間報告の前には、ローランド・ベルガーの山本和一氏(プリンシパル)による「自動車業界におけるサーキュラーエコノミーとカーボンニュートラル」と、長岡技術科学大学・技学研究院物質生物系教授河原成元氏による「天然ゴムのナノ海島構造の発見とその展開」の基調講演が行われた。

 中瀬古委員長からは調査委員会の第1回報告として、ゴム・エラストマーが支える社会基盤とその影響を鑑みた調査内容の概要、メンバーなどの説明があった。同フォーラムの調査期間は2023年9月から2025年3月までとし、この期間中に文献調査と情報収集、討論会を経て2025年3月に最終報告会を開催し、2026年3月に報告書を出版する予定であることなど、今後の計画を発表した。

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