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「AllSeasonContact2」

コンチネンタルタイヤ・ジャパン、成長する国内オールシーズンタイヤ市場に新製品投入

タイヤ 2024-04-01

 国内のタイヤ市場で、着実に販売数量を伸ばしているのが、オールシーズンタイヤのカテゴリー。コンチネンタルタイヤ・ジャパンによると、2023年の国内タイヤ市場全体の販売(数量ベース)に占めるオールシーズンタイヤの割合は1.6%。販売数量は2019年比で1.4倍に達している。国内タイヤ市場全体の販売数量が前年を下回った2023年においても、前年比で25%増と成長を続けているカテゴリーだ。

 今後も成長が見込まれる国内のオールシーズンタイヤ市場で、コンチネンタルタイヤ・ジャパンが2月から発売しているのがオールシーズンタイヤ「AllSeasonContact(オールシーズンコンタクト)2」。天候に左右されない安全性とドライビングプレジャーを追求している。

 オフセット・Vシェイプ・パターンとC字型のトレッドブロックが特徴の「アダプティブ・パターン」、カーカスとインナーライナーに低ヒステリシスの新素材を採用した「スマート・エナジー・カーカス」、5つのコンパウンドの組み合わせから生まれたオールシーズンタイヤ専用コンパウンド「チリ・ブレンド・コンパウンド」等の技術によって、燃費性能とロングライフ、安全性能、ドライビング・プレジャーを高めている。

 従来品「AllSeasonContact」との比較では、転がり抵抗性能が6%向上、耐摩耗性能が15%向上している。転がり抵抗性能とウェットブレーキ性能のグレード(日本自動車タイヤ協会相当)は、転がり抵抗がAA、ウェットブレーキがb、低車外音タイヤにも相当する。

 「スリーピークマウンテン・スノーフレーク」マークに該当するため、雪道での走行も可能。サイズは15インチから21インチまでの49サイズで、街乗りからSUV、ハイブリッド車、電動車などのさまざまな車種とパワートレインに適合している。価格はオープン価格。

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