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2018年新ゴム消費量128万7,300トン、0.4%減の予想

日本ゴム工業会、第13回幹事会開催

その他 2018-01-22

 

南雲会長「今一度、もの作りの原点に」

あいさつする南雲会長


 幹事会では冒頭、南雲忠信会長が「ゴム産業は今、変革の真っ只中にある。最大の客先である自動車産業においては、EV化が加速する中で、自動運転やカーシェアリングなどこれまでと違う状況が見えており、我々としても、これらに対する備えが必要になっている。

 厳しい環境ではあるが、これらの変化や技術の進歩を取り込むことにより、新たな製品や技術開発のスピードアップにつながっていく機会であると、前向きにとらえたい。

 重要なのは、環境が変化していく中でも基本を疎かにせず、どのような状況になろうとも対処できるよう、備えることと思っている。

 昨年は、日本を代表する製造業において、品質検査での不正や品質データの改ざんなど、日本製品全体の信頼性に対する懸念を招きかねない事案が続いた。

 我々、製造業の一翼を担うものとして、それぞれが今一度「ものづくり」の原点に返り、足元を見直すことが重要であると強く感じている」とあいさつし、議事に入った。

黄綬褒章を受章した櫻護謨の中村社長


 幹事会の最後に、昨年秋に黄綬褒章を受章した櫻護謨社長の中村浩士氏を祝賀し記念品を贈呈した。

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