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2021年11月期第1四半期業績

川口化学工業、ゴム薬品部門は9.9%増収

原材料 2021-04-05

 川口化学工業の2021年11月期第1四半期(2020年12月~2021年2月)業績は、売上高が18億1,100万円で前年同期比5.2%増、営業利益が1億300万円で同96.5%増、経常利益が1億400万円で同89.9%増、純利益が7,800万円で同94.2%増だった。

 セグメント別にみると、化学工業薬品事業は売上高が18億200万円で同5.2%増、営業利益が9,600万円で同112.5%増。

 そのうち、ゴム薬品部門は売上高が11億300万円で同9.9%増。国内の工業用品向け薬品は、国内自動車生産および販売、中国を中心とする海外市況の回復、顧客需要動向への積極対応により、国内全体では増収。タイヤ向け薬品は、輸出向けタイヤ生産、国内自動車生産の回復により顧客の稼働が回復したが、海外品との競合が激しくなり減収。合成ゴム向け薬品は、国内自動車生産の回復により全体では減収となった。

 海外向けは、新型コロナウイルスの影響から早期に経済回復した中国をはじめ、東南アジア諸国での自動車生産の回復により増収となった。

 樹脂薬品部門は売上高が1億6,800万円で同1.2%減。国内向けは、主要顧客であるアクリル酸・アクリル酸エステルの生産が低調で推移。同社主要製品は顧客要望への対応の結果、増収となったものの、海外向けは、顧客の需要減により受注が減少し、減収となった。

 中間体部門は売上高が2億8,200万円で同32.6%増。界面活性剤中間体は、主要品目の販売が回復したことにより増収。染顔料中間体は、主要品目の販売が低調となり減収。農薬中間体は、主要品目の当期における顧客の需要が低迷し減収。医薬中間体は、国内、海外向け共に顧客要望への販売増で増収となった。

 その他部門は売上高が2億4,700万円で同23.8%減。環境用薬剤は、需要が堅調に推移したことから増収。潤滑油向けは、需要低迷により顧客での生産が低調に推移し減収。新規用途向けは、各製品の顧客での需要が低調に推移し減収となった。

 不動産賃貸事業は売上高が900万円で同0.6%増、営業利益が700万円で同0.8%増となった。

 業績予想を上方修正
 同社は2021年11月期第2四半期業績予想および2021年11月期通期業績予想の上方修正を発表した。第1四半期はゴム薬品部門が自動車生産の回復に合わせ前年同期を上回り、また、医療用途ゴム薬品も拡販が継続すると予想。中間体部門やその他部門も医薬品用途脱水縮合剤の需要に合わせた生産体制強化するなど、同社グループの生産活動において原価低減、効率生産、合理化に努めることで、前回予想を上回るとしている。

 ■2021年11月期第2四半期業績予想
 ◇売上高=35億円(前回予想34億円、増減率2.9%増)◇営業利益=1億5,000万円(同5,000万円、同200.0%増)◇経常利益=1億5,000万円(同4,000万円、同275.0%増)◇純利益=1億1,000万円(同3,000万円、同266.7%増)

 ■2021年11月期通期業績予想
 ◇売上高=71億円(前回予想70億円、同1.4%増)◇営業利益=2億5,000万円(同1億5,000万円、同66.7%増)◇経常利益=2億5,000万円(同1億4,000万円、同78.6%増)◇純利益=1億8,000万円(同1億円、同80.0%増)

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