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2024年11月期業績

川口化学工業、ゴム薬品は8.9%増収

決算 2025-01-15

 川口化学工業の2024年11月期(2023年12月~2024年11月)業績は、売上高が89億2,000万円で前期比3.6%増、営業利益が3億7,800万円で同6.8%増、経常利益が3億9,000万円で同13.3%増、純利益が3億3,600万円で同31.6%増だった。

 セグメント別のうち、化学工業薬品事業は売上高が88億8,200万円で同3.6%増、営業利益が3億4,700万円で同7.5%増。

 このうちゴム薬品の売上高は49億5,800万円で同8.9%増。国内向けは、主力老化防止剤の売上が回復、緩やかながら自動車生産は回復基調にあり、増加した自動車部品関連向け製品もあったことで増収。タイヤ向け製品は、顧客における生産が低調に推移した影響を受け、主力製品の販売が低迷、一部の製品では販売を増やしたが、全体では減収。合成ゴム向けは、主力製品の多くが販売を増やし、増収となった。一方、海外向けは、特殊加硫剤の新規用途向けの拡販、医療用途向け製品の需要回復により増収となった。

 2025年11月期通期業績は、売上高90億円で前期比0.9%増、営業利益3億2,000万円で同15.4%減、経常利益3億2,000万円で同18.0%減、純利益2億2,000万円で同34.6%減を見込んでいる。

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