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GXと安全・安心な労働環境実現へ

日本建設機械工業会、令和7年新年賀詞交歓会を開催

その他 2025-01-15

 日本建設機械工業会(山本明会長=コベルコ建機社長)は1月7日、シェラトン都ホテル東京(東京都港区)で令和7年新年賀詞交歓会を開催した。

あいさつする山本会長


 冒頭あいさつに立った山本会長は、「今年の国内経済はデフレからの確実な脱却、そして持続的な成長を確実にするためにも、カーボンニュートラル、人、AIへの大きな投資が期待されている。こうした流れの中で、業界の大きな課題の一つとなっているのが、グリーントランスフォーメーション(GX)の実現だ。(化石燃料の)代替燃料使用から、その先にあるEVやFCV(建機)の開発を通じて、カーボンニュートラルの実現へと繋げていく。また、働きやすい環境を実現することも課題だ。生産および土木建築現場において、誰もが安全で安心して働ける場を整備していく。高度な通信技術やDX関連の技術を活用し、より使いやすい建機を開発、それによる生産性の向上に向けて、業界内で知恵を出し合っていきたい。いずれの課題も、実施にはインフラ関連の整備や規制の見直しが不可欠となる。関係省庁の皆様には引き続きご指導、ご支援をお願いしたい」と語った。

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