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2020年3月期業績

櫻護謨、消防・防災事業好調で大幅な増収増益

工業用品 2020-05-28

 櫻護謨が5月26日に発表した2020年3月期業績は、売上高が143億4,700万円で前期比37.3%増、営業利益が11億3,800万円で同56.9%増、経常利益が11億400万円で同58.2%増、純利益が6億7,500万円で同57.9%増と大幅な増収増益となった。売上高は消防・防災事業の増収が大きく寄与し過去最高を達成。利益も本社事務所移転に伴う費用や人件費の増加があったものの増収効果が大きく、増益となった。

 セグメント別にみると、消防・防災事業は売上高が95億1,900万円で同88.9%増、営業利益が11億3200万円で同460.7%増。延期とはなったが、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた安全対策資機材の販売が増加したほか、自然災害に対応する救助資機材や特殊車両の販売も堅調だった。

 航空・宇宙、工業用品事業は売上高が43億3,300万円で同12.0%減、営業利益が4億2,200万円で同47.9%減。航空・宇宙部門では納期の端境期を迎えた結果、エンジン用部品などの金属加工製品の販売が大きく減少。工業用品部門では、タンクシールなど工業用ゴム製品は微減となったものの、子会社の金属加工品販売が増加した。

 不動産賃貸事業は、売上高が4億9,400万円で同1.5%増、営業利益が3,400万円で同66.7%減となった。

 今期は、新型コロナウイルスの影響により、民間航空機シール材の需要減など、一定程度の売上高減少を想定。通期業績予想は、売上高が98億円で同31.7%減、営業利益が1億5,700万円で同86.2%減、経常利益が1億3,700万円で同87.6%減、純利益が8,500万円で同87.4%減としている。

 なお同社では、実際の業績は感染症の影響も含め様々な要因で大きく異なる可能性がある。修正が生じた場合は速やかに開示するとしている。

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