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20年3月期第1四半期業績

櫻護謨、消防・防災事業が増収減益

工業用品 2019-08-06

 櫻護謨が8月6日に発表した20年3月期第1四半期(19年4-6月)業績は、売上高が16億7,600万円で前年同期比3.3%減、営業損失が6,200万円(前年同期は6,900万円の営業利益)、経常損失が6,400万円(前年同期は6,600万円の経常利益)、純損失が4,900万円(前年同期は3,600万円の純利益)。

 消防・防災事業は売上高が5億5,600万円で同30.6%増、営業損失が6,800万円(前年同期は6,800万円の損失)。テロ対策資機材の販売が売上高増加に寄与したが、付加価値の高い大口径ホースの納入案件が少なかったことから利益率を押し下げた。

 航空・宇宙、工業用品事業は売上高が10億円で同15.9%減、営業利益が8,500万円で同58.8%減。航空・宇宙部門は当四半期における納期分が少なかったことから売上高が減少した。また工業用品部門も、タンクシールの案件減少と、子会社における塗装工事の受注単価低下により売上高が減少した。

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