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会員満足度などを討議

日本ゴム工業会、第9回幹事会を開催

工業用品 2016-10-24


 日本ゴム工業会(南雲忠信会長)は10月21日午前10時から、大阪市内のホテル阪急インターナショナルで第9回理事会および幹事会を開催した。

 11時からの幹事会では①理事の職務権限規定の一部改正および副会長の業務代行順序について②会員満足度調査の結果および今後の対応について討議承認した。11時15分からは報道陣も入れて別項の各報告を行った。

 報告の前に南雲会長があいさつに立ち、「本年は台風上陸で各所に被害がおよび、また4月には熊本地震、先般の阿蘇山噴火と自然災害が頻発し気になるところだ。一方国内および世界経済は不透明感を増している。当会が実施した中小企業会員景況調査をみても多くの会社が当面需要は停滞するとしており、なかなかすっきりしない状況が続いている。

 さて来週からIRC2016北九州が11年ぶりに日本で開催される。お陰さまで参加者は540人、海外から240人と前回の横浜大会と同じ規模で開催できることとなった。海外との関係は益々重要度を増している。とくに成長著しい海外の人々と交流を深め、日本のゴム産業が世界の中で存在感を示していきたいと思う。

 今後とも会員の皆様からいただいた満足度調査の結果を踏まえ各種活動を確実に実行してまいりますのでご支援ご協力をお願いする」と話した。

 続いて事務局からの報告があり、①ゴム製品の1―8月生産・輸出入概況②27年度会員企業の経営指数調査結果③労務委員会関係事項④環境委員会関係事項(フォローアップ調査結果)⑤TC45国内審議委員会関係事項⑥平成29年度の主要会議日程(総会=5月25日、理事会=3月7日、4月26日、10月20日、幹事会=1月20日、5月25日、10月20日〈10月20日は大阪開催、それ以外は東京〉につき報告があった。

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