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正会員から13社22人が出席

建築ガスケット工業会、「令和6年度通常総会」開催

工業用品 2024-05-27

 建築ガスケット工業会(二瓶修和会長=富双ゴム工業社長)は5月17日、「令和6年度通常総会・懇親会」を上野精養軒浅草店(東京都台東区)で、正会員から13社22人が出席し開催した。

あいさつする二瓶会長


 通常総会では、①令和5年度事業報告②同年度決算報告③令和6年度事業計画案④同年度予算案――などの各議案審議が行われ、満場一致で承認された。令和6年度事業計画として、「JIS5756建築用ガスケット、JIS5760建築用構造ガスケットの改定見直しの最終仕上げ、日本規格協会、経済産業省の確認後に冊子の発行」が新規事業として実施されるほか、「工場見学会」として竹中工務店技術研究所(千葉県印西市、時期未定)および清水建設技術研究所(東京都江東区、同)、「技術セミナー」の開催などが予定されている。

 引き続き「懇親会」が行われ、正会員・賛助会員ら約50人が出席した。冒頭二瓶会長が「コロナが5類に移行したことで平常を取り戻しつつあるが、急激な円安が経済情勢に影響を与えている。この様な時こそ、特に業界に関する意見交換や情報収集が重要となる。本日の懇親会をこのような場として、活用してほしい」とあいさつした。

 続いて4月1日付で入会したTPRノブカワの野田明志社長が紹介された。野田社長は「当社は、会員の皆さんへのゴム精練製品などの材料供給を通して、工業会との繋がりも深いことで、入会することになった。コンパウンドなどに関して要望などがあれば、是非とも相談して欲しい」とあいさつした。

 乾杯の発声を米屋慎一副会長(北星ゴム工業社長)が行い、懇親に入った。プロのミュージシャンによるギターの生演奏も行われた。

 中締めは堀田秀敏副会長(ホッティーポリマー社長)が行い、閉会した。

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