タイヤ公正取引協議会、通常総会を開催

　タイヤ公正取引協議会は5月21日、嘉ノ雅茗渓館（東京都文京区）で第44回通常総会を開催し、2023年度事業報告および収支決算、2024年度事業計画および収支予算等を決議した。また、役員改選を行い、新会長に山本悟氏（住友ゴム工業社長）が就任した。

　総会後に開かれた懇親会では山本悟会長が「当会では、問題となる表示を未然に防止するための毎年2万件を超える事前相談、各種研修や啓発活動、問題があった時の適切な改善指導を通じ、表示および取り引きの適正化を図っている。また、各種性能データの届け出や審査、試験への立ち合いなど、タイヤの性能に関する信頼性の確保とともに、消費者、顧客、会員企業の皆様に向けた様々な提供にも取り組んでいる。

　このような活動は、会員会社各位の高いコンプライアンス意識と日頃のご協力があってこそで、心より敬意を表する。私達タイヤ業界が今後も社会の信頼に応えていくためには、当会の活発な活動必要だ。会員各社のご協力と所管官庁のご指導をお願いしたい」とあいさつした。