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【新年トップインタビュー】

オカモト社長岡本良幸氏、「設備の積極投資継続し効率化・増強進める」

工業用品 2018-01-10


 「2017年は自動車関連製品やコンドームが好調だったが、その他製品の動きの鈍化や原材料価格上昇が利益面に影響した」と語るオカモトの岡本良幸社長。今年も積極的な設備投資と海外展開の拡大を進める方針だ。

 ■2017年の業績
 売上高は前年同期並みを確保したが、営業利益は減少となった。自動車関連製品が米国および中国で堅調だったほか、海外を中心にコンドームが好調で業績を牽引した。利益減の要因となったのは、その他製品の動きの急速な悪化と原材料価格の上昇だ。

 製品面では、コンドームを除く生活用品の動きが6月下旬以降、急速に鈍化している。物価は上昇しているが実質的な所得は減少しているという状態となり、消費者の購入意欲が減退しているのではないかとみている。

 また原材料については石油関連の価格がジワジワと上昇し、利益面で影響を受けた。今後の上昇も懸念しており、価格動向を注視しているところだ。

 ■2018年の見通し
 自動車関連製品は米国、中国を中心に17年の水準を維持できると思うが、それ以外の製品は厳しい環境が続くとみている。好調なコンドームについても、一時ほどではないが来日観光客による“爆買い”や越境EC(ネット通販を通じた海外販売)の売り上げ分も少なからず含まれており、国内市場が成長しているわけではない。ただ海外市場においては、メイド・イン・ジャパンは高品質というイメージが定着しているので、これらを背景に販売を伸ばしていくことは可能だと考えている。

 ■ECサイトの活用
 他社サイトを通じて当社が直接販売を行うことはしていない。自社サイト(オカモトコンドームズ本店)では販売を行っているが、お試しパックの訴求やキャンペーンの告知に力を注いでおり、どちらかというと販売よりもプロモーション活動の一環として活用しているのが実情だ。

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