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2024年3月期第3四半期業績

オカモト、産業用製品、生活用品とも増収増益

決算 2024-02-09

 オカモトの2024年3月期第3四半期(2023年4~12月)業績は、売上高が794億円で前年同期比8.4%増、営業利益が80億1,800万円で同49.7%増、経常利益が94億8,700万円で同51.1%増、純利益が70億500万円で同77.9%増だった。

 セグメント別にみると、産業用製品は売上高が532億200万円で同11.7%増、営業利益が16億3,300万円で同665.8%増。一般用フイルムは、価格改定を実施も市況が低迷し減収。工業用フイルムは、海外向けステッカー用の復調により増収。建材用フイルムは、床材、鋼板用を中心に堅調に推移したが、一部市場在庫が滞留し減収。多層フイルムは、工業材料用の需要減少継続と医療用の発注調整が影響して減収。壁紙は、量産品の販売が好調で増収。農業用フイルムは、作物価格低迷などからの生産者購入欲低下により販売は苦戦したが、価格改定により増収。自動車内装材は、各自動車メーカーの生産台数が堅調に推移しているなか、新規車種向けの受注も加わり大幅増収。フレキシブルコンテナは、石油化学向けの需要が減少したが、期初に大口受注があり増収。粘着テープは、産業用テープの販売が持ち直し前年同期並み。工業テープは、電材向けテープの需要減少で減収。食品衛生用品は、食品用ラップは新規採用および外食、イベント関連の需要が増収。手袋をはじめ衛生用品は減収。食品用吸水・脱水シートであるピチット製品は、猛暑などの影響を受け漁獲高が不安定になり、食品加工向けが減収。研磨布紙等は、木工用の研磨布紙が得意先の在庫調整により減少したが、半導体向けの研磨材が伸長したことで増収となった。

 生活用品は売上高が260億200万円で同2.0%増、営業利益が77億1,700万円で同19.6%増。コンドームは、外出者増加、訪日客増加および新製品の発売により増収。海外向けは、引き続き好調で増収。浣腸は、輸出は出荷スケジュール変更により減収だったが、主要ドラッグチェーンからの受注が増え増収。除湿剤は、前年同期と比べて梅雨期間の降水量が多く店頭販売が好調に推移し増収。カイロは、前年同期と比べて気温が高く店頭販売が鈍化し減収。手袋は、炊事用(家庭用)は前年の大手得意先新規導入の反動で減収。産業用は価格改定により数量減となり、前年同期並み。医療用は政府による災害備蓄品放出の影響で減収。メディカル製品のうち滅菌器は、歯科ルートが減収。ブーツおよび雨衣は、雨衣の取り扱いの縮小に加え、価格改定による店頭価格上昇で販売が鈍化し減収となった。

 物流受託事業および太陽光発電事業を含むその他事業は売上高が25億8,200万円で同2.9%減、営業利益が2億9,000万円で同11.6%増となった。

 2024年3月期通期業績は、売上高1,060億円で前期比7.0%増、営業利益89億円で同29.0%増、経常利益103億円で同30.0%増、純利益70億円で同43.1%増を見込んでいる。

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