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19年3月期第2四半期業績

櫻護謨、消防・防災事業が減収

工業用品 2018-11-07

 櫻護謨が11月7日に発表した19年3月期第2四半期業績は、売上高が38億6,500万円で前年同期比4.0%減、営業利益が1億6,900万円で同6.0%増、経常利益が1億5,400万円で同14.1%減、純利益が8,500万円で同32.1%減となった。

 事業別では、消防・防災事業は売上高が13億6,200万円で同3.9%減、営業損失が6,900万円(前年同期は9,600万円の営業損失)。災害対策用の大口径ホースの販売は増加したものの、前年同期のようなテロ対策資機材の大口案件が無かったことの反動減により減収、赤字幅は縮小した。

 航空・宇宙、工業用品事業は売上高が22億6,200万円で同4.4%減、営業利益が3億7,600万円で同4.4%増。航空・宇宙部門では、航空金具の一部で前年同期のような一括納入案件が無かったことの反動減はあるものの、シール材などの航空機向けゴム製品並びに宇宙ロケット用部品の販売が売上高に寄与した。また工業用品部門では、絶縁接続管や子会社における塗装工事の受注が減少。結果として、減収増益となった。

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