東京五輪に向けて販売体制強化
クリヤマがスポーツ施設資材の拡販はかる
商社 2016-08-22

スーパーXの施工例
クリヤマのスポーツ施設資材事業が好調に推移している。15年12月期は過去最高の売上高を計上し、この上期(1―6月)も比較的堅調だ。
「スポーツ資材は物件ものが中心なので受注から工期完了まで長時間かかるが、15年度はこれまで手がけていた物件の完工が集中したこともあり過去最高の売上高となった」(同社)
スポーツ施設資材部門は同社売上高の10―15%を占めている。
スポーツ資材の主力製品は、全天候型舗装トラック材「スーパーX」、屋内スポーツ用長尺弾性塩ビシート「タラフレックス」、屋外スポーツ用ロングパイル人工芝「モンドターフ」。スポーツ施設資材部門の売上高で見るとスーパーXとタラフレックスがそれぞれ約4割、モンドターフが約2割を占めている。
15年度はスーパーXとタラフレックスが増収、特にスーパーXが大きく伸びた。モンドターフは横ばいだった。
トラック材「スーパーX」は、イタリア・モンド社の製品で、日本ではクリヤマが総販売代理店として1982年から発売している。世界的に実績の高いブランドで、オリンピックでモントリオールからリオまで11大会連続でメインスタジアムのグラウンドに使用されている。
全天候型舗装トラック材では、現場で施工するウレタンタイプと、工場で製造しシート状にして現場施工するゴムシートタイプがある。スーパーXはゴムシートタイプで、ウレタンタイプに比べ均一にしやすいのが特長。市場では、ウレタンタイプが主流だが、同社ではゴムシートタイプの優位性を訴求し拡販をはかっている。
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