PAGE TOP

中堅社員対象に“問題解決方法”を学ぶ

西部ゴム商組、初のオンライン研修会を実施

商社 2020-10-06

 西部工業用ゴム製品卸商業組合(岡浩史理事長=岡安ゴム社長)は9月25日、中堅社員向け「問題解決研修~ビジネス上の問題を解決する」をオンラインで開催した。

 同セミナーは一昨年の「スリーシップ研修」、昨年のティーチング研修」に続く3回シリーズの最終回。中堅社員が仕事で直面する多くの問題原因を発見し、解決までの取り組みを分析や関連図を用いて学習する内容で、講師は社会人教育・コンサルティング企業が務めた。

 同商組のオンライン研修会の開催は今回が初めて。当日は会員企業から11社・25人が参加した。

 開催にあたり同商組人材育成部会の矢島友雄副部会長(ニシヤマ顧問)が「本来であれば皆さんが集まり、普段相談できないような問題・疑問点などを前向きに話し合える場としたかったが、今回はコロナの感染リスクの影響で、残念ながらリモートでの開催となった。新しい勉強会の形として、限られた時間ではあるが皆さんでコミュニケーションを取ってほしい。今年は女性向けセミナーや技術勉強会が中止となったが、来年以降は全員が集まって様々な勉強会ができるようにしたい」とあいさつした。

 研修会では問題解決のプロセスとして、①問題とは何か②問題解決の流れ③問題の発見④問題の整理⑤真因追求⑥解決策の策定―を学習。特に中堅社員には問題を主体的に発見し浮かび上がらせていく能力が求められているとして、顧客や業務など複数の視点による検討が重要であることが示された。

 参加者は複数のグループに分かれ、ディスカッションを交えながらこれらのプロセスを体験した。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物