コラム「Front Line」
減少する国内のブタジエンとそれを補う取り組み
会員限定 連載 2025-03-03
合成ゴムからゴム製品に至るサプライチェーンにとって、原料ソースをどう確保していくのか。その取り組みは、今後もゴム産業にとって継続する課題だ。国内のエチレン製造装置(ナフサクラッカー)の停止・集約に向けた動きが加速する中、合成ゴムメーカーだけでなく、その川下にあたるタイヤメーカー等の対応が注目される。
2月26日、ENEOSが川崎製油所浮島南地区のナフサクラッカーについて、2027年度末の停止を検討すると発表した。アジアを中心とした国際競争の激化、中国を中心とした新増設、国内のエチレン需要減退などで低稼働を余儀なくされ、厳しい状況にあるようだ。ナフサクラッカーの停止・集約の動きは、ENEOSに限った話ではなく、近年加速している。
ナフサクラッカーは、
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