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コラム「Front Line」

社会課題に対応したモビリティを支える空気充填不要のタイヤ

会員限定 連載 2024-10-28

 空気入りタイヤの発明から130年以上。空気に頼らずタイヤを支える新たなタイヤが、高齢化や過疎化、労働力不足といった社会課題に対応していきそうだ。

 ブリヂストンは10月24日、空気充填が要らないタイヤ「AirFree」のグリーンスローモビリティ実装に向けた自治体向け試乗会を開催した。

 「AirFree」は、従来のタイヤが空気によって荷重を支えるのに対し、熱可塑性樹脂のスポークによって支えるタイヤだ。パンクなど空気圧に起因する故障が発生しない。2008年の第1世代発表以降、現在は第3世代にあたり、スポーク部の素材は強くしなやかなものに、構造は適切にひずむものへと進化した。ブリヂストンは

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