PAGE TOP

コラム「Front Line」

海上運賃下落も今後の動きは不透明

会員限定 連載 2022-10-17

 海上運賃(フレート)の価格が下落している。原材料やゴム製品の輸出入にとっては好材料になりそうだが、価格見通しはまだ不透明のようだ。

 海上運賃は今春、大幅に高騰した。航路等によって異なるが、日本海事センターによると、今年3月の20フィートコンテナの横浜からロサンゼルスの運賃は1万1,440ドルで前年同月に比べ約4.2倍の水準にまで達した。

 海上運賃の高騰は、ゴム関連企業にとって大きな減益要因だ。タイヤメーカー4社を例にすると、第2四半期(1~6月)業績の営業利益段階で約130~220億円の減益要因だった。また、フレートの高騰とともに、船便の確保も大きな問題となっていた。

 足元の海上運賃について、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物